|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 揚陸 : [ようりく] 1. (n,vs) landing 2. unloading ・ 揚陸艦 : [ようりくかん] (n) landing craft ・ 陸 : [りく, ろく] (adj-na,n) six (used in legal documents) ・ 艦 : [かん] 1. (n,n-suf) warship
サン・ジョルジョ(イタリア語:San Giorgio, L 9892)は、イタリア海軍のサン・ジョルジョ級強襲揚陸艦1番艦。艦名は聖ゲオルギウスのイタリア語読みに由来し、この名を受け継いだイタリア軍艦としては3代目にあたる。 == 艦歴 == 「サン・ジョルジョ」は、フィンカンティエリリヴァ・トリゴソ造船所で建造され1985年5月27日に起工、1987年2月21日に進水、1988年2月13日に就役し第3海軍管区に配備される。 3番艦「L9894 サン・ジュスト」が就役する1994年までは士官学校の練習艦任務を務め、1999年に水陸両用戦部隊司令部に配備される。 1992年12月から「L9893 サン・マルコ」およびサン・マルコ連隊と共にソマリアへの人道支援(アイビス1号任務)のために派遣される。1993年、第24海軍グループを「C550 ヴィットリオ・ヴェネト」、「A5329 ヴェスヴィオ」、「F571 グレカーレ」で、第25海軍グループを「C551 ジュゼッペ・ガリバルディ」「A5327 スロトンボリ」「F573 シロッコ」で編成し(アイビス2号任務)ソマリアに派遣される。1995年1月11日から3月23日にかけて第26海軍グループを「C551 ジュゼッペ・ガリバルディ」、「A5327 スロトンボリ」、「F572 リベッチオ」で編成し(アイビス3号任務)ソマリアから国連平和維持軍の撤退を支援する。 1999年から2000年にかけて近代化改修工事が実施され、これにより艦首の76mm砲を撤去し甲板を延長、左舷中央部付近にあった上陸用舟艇2隻分のクレーンを撤去して、舟艇用格納庫を張り出すように拡大し、合わせて甲板も拡大する。これにより甲板前部と後部に大型ヘリコプターが1機ずつ、艦中央部に中型ヘリコプターが2機、合計4機分の発着艦スペースが確保される。 2006年夏にレバノン・ベイルートから避難する民間人をキプロス島ラルナカまで輸送する任務に(ミモザ06作戦)「L9893 サン・マルコ」、「L9894 サン・ジュスト」、「551 ジュゼッペ・ガリバルディ」、「D560 ルイージ・ドゥランド・デ・ラ・ペンネ」、「F574 アリセオ」と共に従事する。避難民救援のため外務省の依頼に基き、レバノンに展開するイタリア赤十字社、世界食糧計画を支援すべくサン・マルコ連隊およびラグーン連隊をティルスに上陸させ避難民に食料、医薬品が提供される。 2009年時点の母港はブリンディジ海軍基地。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サン・ジョルジョ (揚陸艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|